いつかこの世界のどこかで医学物理学研究を.....

医学物理学(生物物理学含む)に憧れて早20年超。何故か勉強が進まず苦悶する日々。いつか医学物理士の資格を取得して医学物理学研究に参加するという夢に辿り着くまでの日々を綴る。

日本の大学はそんなに悪いのか?

 最近、日本の国立大学のHPをいくつか見ている。自分の興味のある農学部生命科学系の大学を中心に見させて貰っている。いや、とても魅力的な大学が多い。約30年前の自分が受験生の頃より学部内で再編成というか学科の名前が変わっていて今度受験生になったらここがいいなという大学をいくつか見つけた。

 ただ、日本の大学では他学部から単位を取ってきたりダブルメジャーやマイナー(副専攻)が不可能だ。皆と同じルートをはみ出さずに通らなければ無事卒業とは行かない。

 コロナ禍で海外の提携大学の授業をオンラインで受講できるシステムが顕在してきたような気がする。このチャンスを見逃してはならない。

 日本の大学を普通に卒業すると英語力がつかないという難点がある。

 これはケースバイケースでその学生本人がどれだけ卒後の人生に於いて英語を使うかにもよるが、やはり英語力は有った方が良い。特に理系の学生は。

 大学院だが、世界的に見渡しても、完璧な大学院教育などというものはこの世に存在しないのでは無かろうか?

 自分の父方の祖父は化学工学が専門の技術者だったが、海外の大学院を目指したいと言った孫の自分に、自分(祖父)は大学院など行かせてもらえなかったと戒めた。あまり大学院教育というものを、はなから信用していない節があった。

 話を戻すが、せっかく大学院に行くなら奨学金を当てて、海外で英語で修士号を取るべきだ。博士課程については話が高度すぎて自分に発言の資格は無いので、ノーコメントである。

 このコロナ禍が収束したとして、海外留学はどうなるのだろう?もっともっとオンラインで海外につながれるようになることを切に願う。日本に居ながらにして海外の授業が受講できる環境の整備を進めるべきだ。