最近、日中、地元の一番賑やかだった中心部を自動車で走っていて気付いた。
何か元気ない...街全体は、約15年前の新しい鉄道の開通で少しずつ賑やかになったはずなのに、少しずつ街の旧中心部がさびれつつあるのは間違いない。研究所の多い街だったから昔から娯楽が少ないと批判されていた。だが、その研究所の研究者達がたくさんベンチャーを起ち上げているはずなのに、この元気のなさは何だろう。
学生時代、自分は親しい幼なじみから、会う度に暗くなっていくと怒られた。
ずっと独りで闘っていたような青春だったのでそう言われても仕方なかった。
50近くなった現在、自分は同級生達の中で一番身軽で自由で元気かも知れない。
会社員になれなかったせいかも知れない。
元気のいい会社員など、殆ど居ない、この年になると。
日本全体でも、新しい物や事を始めようとする人が少なすぎるような気がする。
それもこのコロナ禍で変わるかも知れない。
新製品を開発できない企業はずっと昔の成功にすがりつくしかない。
研究開発が弱い国、共同体は必然的に衰退していく。
現在自分が目撃しているのは正にそれなのだろうか?
もう日本全体に元気が戻ることなどないのかも。
子供達の暗い顔、若者達の暗い顔を見たがる大人など、居るのだろうか?
自分はそろそろ起業します。
組織や会社、国が自分を救ってくれるというのは幻想だと知っているから。