2020-01-01から1年間の記事一覧
自分には子供はいないが、親類の子供たちも、もう大学生になり始めている。その子たちを見て、日本の学校(小学校+中学校+高校そして大学)はそんなに酷い教育を行っているとは思えない。が、一番身近の子たち、つまり兄姉の子供たちを見て少し問題ありと思…
最近、自分の周囲の人間に対するネガティブな感情に正直驚き、自己嫌悪に陥っている。自分が少年から大人になる時期、つまり高校卒業くらいの時、自ら望んで受験戦争に突入した。そこから大学に合格して抜け出したとき、自分では成長し勝利を勝ち取ったつも…
アラフィフの自分は結婚もしておらず、当然子供も居ない。だが、それは以前のブログにも書いたように、本人も周囲も納得する事情があった。自分に子供が居たら、行って欲しい大学、学んで欲しい学問が昔はあった。でも、現在はもし子供が居たとしても、自分…
もう、うんざりと言いたくなる事が頻発する今日この頃。今日は米国大統領選で、本来ネアカで陽気だったはずのかの国の国民たちが内部分裂を起こしケンカしている様をテレビで見た。政治、暴力、戦争、核兵器、こういうのが消滅する世界を、自分は生きている…
もうコロナ禍の前から海外の学費が、特に欧米の学校を中心に高騰し始めていた。 こうなれば、海外に長期留学出来ないと嘆くほか無いのだろうか? 取りあえず自分の興味のある海外の大学のHPにアクセスしてみる。 親切な大学ならば、講義で使用している教科書…
何度かこのブログで書いたことだが、基本的に日本の大学の教育体制を根本から変えなければ何も変わらないというか、世界からますます取り残されることになる、というのが自分の持論であり認識である。だが、困ったことに「世界」が、何を、何処の国を示すのか…
医学物理士を意識し始めてかれこれ約20年。日本国内で毎年9月下旬に行われる医学物理士の認定試験に今年も出願しなかった自分。卑怯者、怠け者、口先だけの男。 なんと言われようとも準備が出来ていなくて不合格確実の試験に数万円もお金を払う気はないだけ…
早くも7年前になる。とある事情で、相当生命の危機が危ぶまれていた時期であった。無職で、独りで実家近くのマンションに住み、職が見つかりそうなあてもなく、 最終的に日本を出国した。その当時、食事は一日2食だった。毎回の食事前に祈ることにした。太陽…
何故、研究者を目指していた若者は、本来目指す方向と言うか、ベクトルが違うはずの起業やベンチャーといったリスキーで失敗すれば目も当てられない悲劇が待ち受けているかもしれないビジネスの世界に足を突っ込まねばならないのだろう? キーワードはチャレ…
その昔、20歳でやっと長い浪人生活が終わり、大学生になれた時、うすうす日本の大学って何か本気で勉強する場ではない、と直感的に感じた。むしろ大学受験に一時的に失敗した浪人生こそ必死になりふり構わず勉強しているイメージがあった。浪人生の時、予備…
自分に取って幸福とは何だろう?自分の好きな仕事に就けた人間は幸福なはずである。だが、学生時代に研究者を目指した自分は、すぐにこの世界の恐ろしさに気づく。研究者になるのも大変。なってからも大変。自分の周囲を見渡してみると、成功した、つまり有…
動画サイトで昔、と言っても20年くらい前に聴いていた洋楽のPVをチェックしようとしたら、とあるNPO法人の広告が流れた。日本国内で学校、高校や大学に行けずに或いは中退しなければならない子供・学生達を支援するNPO法人の広告だった。自分はそれを視て…
自分は自分の好きな仕事しかできないタイプの人間だと、高校を卒業する前あたりからうすうす気づいていた。将来自分の就きたい仕事に就けなければアウトで、社会から落ちこぼれる、と心底恐れていた。その恐怖で受験をクリアーし2つ目の大学に親に頼み込んで…
高校卒業後、2年間浪人してしまった。現在からもう約30年くらい前の話である。その頃から、空いている時間は本屋に向かうことが多くなった。ここ10年くらいの日本国内の出版物、特に自然科学系の書籍、一般読者向け、専門書両方に言える事だが、そのレベルの…
自分は家系的には、化学が得意な子となってもおかしくなかったはずなのに、中学高校大学とずっと化学の成績が振るわずに苦しめられた。現在でも思いだすが、高校から物理の成績が少しだけ上向いた。自分が、こいつ天才的に頭脳明晰、と思っていた同級生があ…
現在でも夏が来ると思いだす。中学ラグビー部の苦しかった夏合宿を。なぜこんなことを書くのかと言えば、自分は中学でラグビー部に入り、タックルもロクに出来ないへなちょこだったのに、また生まれ変わっても中学生くらいの年齢ではラグビーをやるだろうな…
生物学部を卒業する為に、環境科学の要件を満たさなければならず、1科目だがバイオテクノロジーと農業と社会の関係を考えさせるような科目を履修した経験がある。結果から言うと、この科目は自分の中に眠っていた農業科学に対する興味を強く刺激した。国家が…
自分は過去のブログに、自分が居住するなら日本しかないと書いた。これは色んな意味から本音であり、偽りのない言葉であったと思うが、同時に、矛盾しているように聞こえるかも知れないが、医学物理学は海外で学びたかったし、実際に大学院修士課程への道は…
思い返せば、恵まれた子供、学生だった自分。老親に可愛い孫の顔を見せられず、アラフィフで結婚すらできていない自分だが、自分自身も周囲も納得しているというか、やむにやまれぬ事情もあったのである。小学生から公文、5年生からは学習塾に通い、中学受験…
突然だが、昨年秋、実に25年ぶりに高校のクラス会に参加した。高校2年、3年生を共に過ごした40数名の内、約半数の20数名が参加して東京で集まった。そんなに仲の良いクラスだった記憶はなかったのに、クラス会は非常に楽しい3時間があっという間に過ぎた。 …
現在から約23年前に、親のお金で2つ目の大学に編入学させてもらい、海外での学部生生活が始まった。結果から言うと、当初の目的であった海外大学院進学は直ぐにはかなわなかった。自分にとって海外留学は学士号を得るためと、英語力を身に着けるためと、そし…
本気で大学院の修士課程に出願しようとしていた時、その海外の医学物理学の大学院のHPの募集要項らしきところに、学部時代に身に着けてほしい知識、つまり履修しておいてほしい科目が書かれていた。2年間の数学、中程度(学部2,3年レベル?)の物理学、生化…
担任だったO教授に、生物学部への編入学=海外留学の相談に行こうと決めた。 心優しい学生思いのO教授だったが、自分の生意気で挑戦的な進路決定を どう思うだろう?教授室のドアを叩いた。 日本でも海外でも、真に偉大な学者というのはこちらが礼儀正しく振…
人は何故、医学物理士を目指すようになるのだろう?自分の場合はまず薬学部に入学した。ただしこの時点で、高校時代から化学が苦手で薬学部を卒業して薬剤師になる気もなれるとも全く思っていなかった。親は、もううすうすその危険な将来設計に気づいていた…
某国(海外)の大学院修士課程は、なんと、ハッキリとバイオロジーを学部で専攻した学生も、医学物理学の大学院修士課程に応募できるとHP上で明言していた。早速、 主任教授らしき教授にmailした。これこれこういう事を学んできて、こういう職に就いて、あな…
恩師の放射線生物学の教授から、医学物理学の大学院で修士号を取得すれば病院で働けるよ、と言われたのがそもそものきっかけだった。???それが、医学物理士との 出会いだった。もう早19年前、とある海外の大学(学部)で、様々な理由から相当年食った学部…