いつかこの世界のどこかで医学物理学研究を.....

医学物理学(生物物理学含む)に憧れて早20年超。何故か勉強が進まず苦悶する日々。いつか医学物理士の資格を取得して医学物理学研究に参加するという夢に辿り着くまでの日々を綴る。

天職とは…

 自分は自分の好きな仕事しかできないタイプの人間だと、高校を卒業する前あたりからうすうす気づいていた。将来自分の就きたい仕事に就けなければアウトで、社会から落ちこぼれる、と心底恐れていた。その恐怖で受験をクリアーし2つ目の大学に親に頼み込んで編入学させてもらい、社会に出た。結果から言うと、社会人3年目くらいに、これが天職と思えるような職場で働くことが出来た。が、あっという間に周囲の嫉妬を買い、左遷され退職に追い込まれた。だから、天職とは何か、と思い悩んでしまう。

周囲の嫉妬を買うくらいに自分に向いていて、楽しい仕事に出会える人間はそうたくさんはいないだろう。現在も自分はこのブログのタイトルにもある医学物理学を目指している。それが正しいことなのかどうか、自分には分からない。地元にあった今はもうない小さなバーのママさんは、もう10年前位の話だが、自分の好きなことを仕事にしている人など10人に1人もいないと自分を諭した。

 自分であれがしたいこれがしたいと言わない男はどうだろう?仕事は出来れば好きな仕事で楽しいほうがいいに決まっている。ずっと、我儘と周囲から咎められるくらい好きなことだけを追求する人生はいかがなものか?こういうことを考えだすと、つまりは死ぬときに、自分の人生、これで良かったんだ、と本人が納得出来ればそれでいいのだという至極当然な結論に辿り着く。後悔は恐ろしい。死ぬときに後悔することが無い人生を送る為に全ての努力はあったのかもしれない。