いつかこの世界のどこかで医学物理学研究を.....

医学物理学(生物物理学含む)に憧れて早20年超。何故か勉強が進まず苦悶する日々。いつか医学物理士の資格を取得して医学物理学研究に参加するという夢に辿り着くまでの日々を綴る。

それでも医学物理士を諦めない自分

 昔のブログにも書いたように、初めて放射線生物学の研究室に入れてもらい(学部学生として)放射線医学の世界をのぞき込んでから今年で20年になる。恩師はもうそろそろ90歳近くになるのでは無かろうか?日本の大学の恩師も(物理化学系の研究者)やはり90歳近い。自分はこのままで行くと、今年も来年もまだ医学物理士認定試験に合格できそうも無いので出願しないと思う。来年50の大台に乗るので、晴れて医学物理士認定試験に合格できるのは50過ぎになりそうだ。自室の本棚に買い集めた物理学や医学物理学関連の専門書や問題集が並んでいる。何かいい眺めだ。

 人間の学力の頂点は何歳なのだろうか?頭脳の明晰さはおそらく30-40代辺りでは無いか?50過ぎると優秀な人でも記憶力は確実に落ちるだろう。

 体力の方はもう立派にお腹の出た中年或いはそれ以降の体型になり、体重も20代の頃より20kgくらい重くなってしまった。だが、今日も行ったバッティングセンターでは不思議なくらい調子よくボールをはじき返すことがまだ出来る。きっと筋力はほんの少ししか衰えていないのかも?

 何故自分が結婚できなかったのかが最近やっとおぼろげに分かってきた。一言で言って我が儘すぎるのである。もし若い頃に結婚してジュニアが産まれてしまっていたら、もう好き勝手に医学物理士を目指したり医学物理学研究をしたり出来なかっただろう。

 ジュニアに向かって、君が産まれてきたせいで夢を諦めたなどとは言えない。

だから自業自得というか仕方の無いことなのである。親戚の子達ももう大学生や高校卒業生になる。ジュニアをこの世に輩出しなかった代わりに、素晴らしい業績を仕事で残しているのならまだしも、あまり目に見える形で社会に貢献してはいない自分である。

 話変わってまた素晴らしい日本人女性のミュージシャンを発掘した。1日に3,4回くらいそのアルバムを聴いている。日本もまだ捨てたもんじゃないどころか、こんなすごいアーティストはきっと他国では生まれないだろうと、妙に誇り思ってしまうくらいだ。

 諦めないこと、そこから全てが始まるのかも知れない。