昨夜、自宅のケーブルテレビで何と中国系のドラマを観た。異様に整った顔立ちの
中国人女優(多分)が出演していた。が、悪いが見かけがいくら綺麗でも日本人でない女性はどうも、苦手ではないが、正直何も心に響かない。とにかくかの国の厳しい競争社会ぶりが伝わってくるドラマだった。いい意味で、自分は刺激を受けた。
とにかく猛烈に頑張らなければ、かの国の人達に負けるのである。自分はこの十年は研究の現場から離れている。が、自分の興味のある分野の専門書や教科書を買い集めた。
後は実行に移すのみである。兄弟に言ったことがある事だが、技術者と言うのは、属している社会が喜ぶ技術や製品を開発したいと願っている。それなのに、あまりにも周囲から反対されたり妨害されたりすると、やる気を失ってしまう。何のために自分が頑張っているのか目標を見失うのである。
昨今の日本では、技術者達は相応の報酬や敬意を日本社会から受けているだろうか?
昔から、或いはもしかしたら他の国でも、時代を切り拓くような技術開発をする人間は、すぐに社会に受け入れられないのかも知れない。
負けたくないという闘争心こそが、人を猛烈な努力にかき立てるのかも知れない。
それならば、日本の技術者達は、そろそろこの過去数十年の敗北をかみしめ、再び立ち上がる時期にさしかかっているのかも知れない。